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子供ができたらその後の経済面が心配... という方が多くいらっしゃると思います。
でも安心してください。「育児休業給付金」という制度が国から設けられています。
今回はその「育児休業給付金」についてをわかりやすく簡単に説明し、いざ自分が育休をとるとなった時に困らないようにしっかりと抑えておきましょう!
育児休業給付金とは、育児休業中に給与が一定以上支払われなくなった場合に、加入している雇用保険から給付金が支給される制度です。
より簡潔に説明すると、「従業員である私たちが育児休業中に申請することでもらえる給付金」のことです。
育児休業給付金は2ヶ月に一度、つまり2ヶ月分まとめて振り込まれるので、会社を介して手続きを行なったりするので提出が遅れると、受取日も遅れてしまうため注意が必要です。
育児休業の開始から6か月までは休業開始前の賃金の67%、
7ヶ月目以降は休業開始前の50%が支給されます。
例えば、月収30万の家庭が9ヶ月間の育児休業給付金を申請すると、
育児休業を開始してから9ヶ月目までの総支給額は
(30×0.67)×6+(30×0.5)×3=およそ165万
となります。随分と大きい額ですよね。申請しておいて損することはないので必ず申請しましょう!
育児休業給付金を申請するにあたっていくつかの条件があります。
上記の条件を満たしていないと育児休業給付金は申請できないのでご注意ください。
申請に必要な書類はざっとこんな感じです。
労働者側
企業側
申請の主な流れ
1. 受給予定の労働者が会社に育児休業の申し出
2. 会社が管轄のハローワークに書類申請
3. 育児休業給付受給資格確認票・育児休業給付金支給申請書を労働者が記入、母子健康手帳、受取口座の通帳の写しを合わせて会社に提出
4. 育児休業給付受給資格確認票・育児休業給付金支給申請書・休業開始時賃金月額証明書と添付書類として賃金台帳または出勤簿、母子健康・受取口座の通帳の写しをすべて、管轄のハローワークに提出
これが初回申請時の流れとなります。これ以降2カ月に1回、申請書を提出し育児休業給付金を受け取る流れになります。