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仕事をしていると給料がでますよね。その給料から天引きされている項目のうちの1つに「社会保険」といったものがあります。
この「社会保険」について疑問に思う人も少なくないと思います。今回は「社会保険」の担う役割や種類、仕組みについてわかりやすく解説していこうと思います。
労働者個人を守るために必要最低限の保障となるため、社会保険は事業形態や会社の規模によってそれぞれ加入が義務づけられています。また、社会保険は国民が老後を安心して暮らすことができるように制定された公的保障制度です。
社会保険料を毎月決められた分だけ支払うことによって、医療費負担や老後の年金を補償する制度になっています。
社会保険は大きく分けて「広義の社会保険」「狭義の社会保険」と分けて捉えることが一般的です。
「広義の社会保険」は「被用者保険」と自営業者などが加入する「一般国民保険」に分けることができます。
「被用者保険」はさらに、狭い意味の社会保険である「(狭義の)社会保険」と「労働保険」に別れます。
「狭義の社会保険」は、「健康保険」、「介護保険」、「厚生年金保険」の3つをまとめた総称であり、
「労働保険」は、「雇用保険」と「労災保険」の2つを合わせた言い方です。
社会保険は
の5つから構成され、従業員と会社で保険料を折半することによって従業員含める企業全体の老後、病気、事故、怪我を保障する制度となっています。
会社などの企業で働き始めたときに加入することになっており、入社時に「健康保険」「厚生年金」「介護保険」に入ることで社会保険に加入したことになります。
保険会社の生命保険や損害保険とは異なり企業と契約を交わしたら強制的に社会保険に加入します。我々従業員の収入から差し引いたものを企業がまとめて国に支払うといった形になります。